サンモリッツ(7月6日

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  1週間の行動 
曜日 夕方 view point 行               程
5 アルプスの少女ハイジ村 チューリッヒ → マイエンフェルト → サンモリッツ
         (ハイキング)
6 サンモリッツ湖、シルヴァプラナ湖、 サンモリッツドルフ→コルヴァリア→(ハイキングstart) チャンタレラ→サンモリッツドルフ(ハイキングgoal)       サンモリッツ湖周辺散策
7 温泉 サンモリッツ→シュクオル(ハイキングstart)→モッタナルンス→ブリュイ→フタン(ハイキングgoal)→シュクオル       シュクオル→サンモリッツ
8 ベルニナ急行の絶景 サンモリッツ→オスピッツオベルニナ(ハイキングstart)→アルプグリュム(ハイキングgoal)→ティラノ      ティラノ→サンモリッツ
9 ロゼックグレッチャー サンモリッツバート→スールレイ→ムルテル(ハイキングstart)→フォルクラスールレイ→ロゼックグレッチャー→ポントレジーナ(ハイキングgoal)→シルスマリア→フルチェラス→シルス→サンモリッツバート
10 ベルニナアルプスの絶景と4湖が連なる谷
サンモリッツ→プントムライユ(ハイキングstart)→ムオタスムライユ→セガンティーニヒュッテ→アルプラングアルト→ポントレジーナ(ハイキングgoal)→サンモリッツバート
11 万年雪のベルニナアルプスと氷河
サンモリッツ→ベルニナディアヴォレッツア→ディアヴォレッツア(ハイキングstart)→ベルニナディアヴォレッツア(ハイキングgoal)→サンモリッツ
  サンモリッツ周辺 
7月6日

    楽しみにしていたアルプスの山へのハイキングがスタート。お天気も良し思いっきりおいしい空気を吸いに出かけよう。
 

 

朝5時半起床、外はいい天気。今日の予定はまず足慣らしの意味もこめて、サンモリッツの村の中心から一番近いコルヴィリアからのハイキング。初心者向き。サンモリッツ湖とスルヴァプラナ湖を眺めながら緩やかに下って行くコース。  

 
  念願の真っ黒団子(おむすび)をスイスの山で食べるのだ。おかかと梅干と紫蘇昆布をあんこに,たくあんとりんごだけのおかず。ここは標高が高いのでごっちんご飯になるのではと心配しながら炊いた。象印の炊飯器は優れもの、立派に炊けている。これで明日からも安心。
 
 

朝ごはんはパン食。Kさんは昨日の到着が遅かったため買い物ができず、朝早かったけど私たちのフラットにきていただいて一緒に食べた。Kさんのフラットは私たちのところから歩いて5分くらいのところにあった。前の公園のグランドを突っ切ったらすぐのところ、一緒に行動するのに何の不便もなかった。

フラットの前のバス停は昨日利用した3番の循環バスといろんな方面行きのバスがひっきりなしに通過する。3番のバスはサンモリッツの中心地区を巡回しているが10分おきに回ってきていた。スイスパスだけで乗り放題、便利便利。自家用車みたい。

その3番で村の中心ドルフまで行き、そのバス停から少し上がったところのケーブル駅からケーブルカーに乗った。登山鉄道はスイスパスで50%割引と聞いていたがここは割引なしだった。途中チャンタレラで乗り換える、2区間である。1区間9スイスフラン、コルヴィリアまで一人片道18フラン(約2000円)だった。チャンタレラまではほんの3分、それでもこの値段、さあ、これから登山鉄道の運賃がいくらかかるか、楽しみ(?)だ。

8時40分発のケーブルカーには日本からの団体さんが一緒だった。この団体さんたちはコルヴィリアからさらにロープウェイに乗り換えピッツネイル展望台まで行くという。帰りにコルヴィリアから1区間だけハイキングすると言っていた。

第一乗り継ぎ点のチャンタレラまでは天気もよくサンモリッツ湖や村のきれいな景色が一面に広がっていた。山に上りながら見る景観に団体の人たちと一緒にすごいね、きれいねを連発していた。こんな景色を見ながらこれからハイキングするんだからとカメラはお休み、目だけで楽しんでいたが、乗り継ぎを過ぎてから少しずつ空が曇ってきた。

コルヴィリアでケーブルカーを降りて、左側の方向に進むはずと思っていたが標識は逆の右側しかなく、ちょっと躊躇しながらも間違いではないしと歩き出した。

 

     
  コルヴィリアからピッツネイルを望む    コルヴィリアからベルニナの山を望む
 
     
  最初予定していたコースとは逆方向に進んでしまった。少し案内がわかりにくかった。   この後すぐに大雨、雷も鳴り出した。  


写真は歩き始めのもの、それから先は雨が落ちだした。
きれいなお花畑はズーット続いているし、牛の群れも道の傍まで来て私たちを大歓迎してくれてるのに何で急な雨が。カウベルの音は雨の中でもすがすがしく聞こえた。

予定では途中駅のチャンタレラまで降りて、さらにハイジフラワートレイルを通りハイジヒュッテに向かい、ウイスリの鈴の道を下ってサンモリッツに戻ることにしていたが、雨があまりにもひどいのでチャンタレラからそのままドルフへ降りた。折角楽しみにしていたスイスの山でのおむすび弁当は明日までお預けになってしまった。


スイスの山の天気は変わりやすいということも聞いていたので、リュックにはちゃんと雨具を用意していた。ネットの情報にちょっとした雨には百均の簡易レインコートが便利。軽くて使い捨てできるし重宝するという書き込みがあったので、まともに信じわざわざ買って持って行った。傘も差していたし、大丈夫だろうと旦那はそれを着た。しかし帰り着いた時は中のシャツズボンまでビショ濡れ、傘を差していたにもかかわらずなのだ。リュックの中にはゴアテックスの合羽を持っていたのに。Kさんは靴がウォーキングシューズだったのでグショグショ、乾かすのに大変だったようだ。


弁当をフラットに戻って食べて、雨はまだ止まなかったけど当初の予定のサンモリッツ湖の周辺散策に出かけた。湖を一周する約4キロの遊歩道には傘をさして歩く人も結構多かった。天気がよければヨットやボートセイリングを楽しむ人たちで賑わうのだろう。

途中サンモリッツ駅に立ち寄り、予約していた急行列車の座席指定券を購入した。メールで連絡をもらっていたDossier numberを出して、すぐに購入できた。手数料なしの原価である。ウレシー。



     


フラットに戻って気になったことは洗濯。そういえば洗濯機が見当たらない。1週間も滞在するのだからないわけがない。一階入り口のロビー付近を探していてやっと見つけた。それはとてもわかりにくいところにあった。入り口ロビーからは入れないガラスの仕切りがあってその奥にwashに似た文字が掲げられたドアが見えたのだ。そこにはどうして行くのだろう、といろいろ探してそのドアの前に階段を見つけた。普通エレベーターで部屋に上がるので気づかない。一度エレベーターで上の階に上がり階段で降りていくようになっていた。
どんな意味があるのかな?外から簡単に入れそうにないけど、エレベーターを利用すれば結局誰でも行けるのだ。

ドアを開けて入ってみるとその中に2部屋に別れて洗濯室があった。それぞれの部屋に洗濯機と乾燥機が1台ずつ、広いスペースは乾燥室を兼ねていた。使い方がドイツ語で掲げられていた。いっぱい選ぶ項目があって難しそう。乾燥機の方は部品が飛び出していたように見えた。明日また使うときに詳しく調べようとその日はそこまで。部屋に干していた手洗いの洗濯物をここに移動させた。


今日まで夕食はレストラン。バート地区を一周ぐるりと回ってレストランを探すがどこもピザ中心でこれはというところを探せない。もともとおいしいレストラン情報をまったく準備してこなかった。結局また昨日と同じ隣のホテルレストランにする。今度はきちんとメニューを見て野菜サラダとピザそしてスープを頼んだ。サラダもピザも量が多いものを3人でひとつだけ頼んだがスープ、ビールがあったので丁度それでよかった。明日からは自炊ができるぞ。



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