グリンデルワルト(7月20日)     前へ  home  次へ
  1週間の行動 
曜日 夕方 view point 行               程
19 世界遺産の街並 ツェルマット→ベルン→グリンデルワルト
         
20 湖船遊覧からの絶景 グリンデルワルト→マイリンゲン→プリエンツ→プリエンツ湖遊覧→インターラーケンオスト(→ヴェスト)→トーン湖遊覧→トーン→インターラーケンヴェスト(→オスト)→グリンデルワルト
21 岩壁と氷河 グリンデルワルト→フィングスティック(ハイキングスタート)→シュティレーク→マルモアプルフ→グレッチャーシュルフト→グリンデルワルト(ハイキングgoal)
22 雪上ハイキングとアイガー グリンデルワルト→クライネシャイデック→アイガーグレッチャー→ユングフラウヨッホ(ハイキングスタート)→メンヒスヨッホヒュッテ→ユングフラウヨッホ(ハイキングgoal)→アイガーグレッチャー(ハイキングスタート)→アルピクレン(ハイキングgoal)→グリンデルワルト
23 ベルナー三山の景観とお花畑
グリンデルワルト→グルント→メンリッヘン(ハイキングスタート)→クライネシャイディック→ヴェンゲルンアルプ→ヴェンゲン→ラウターブルンネン(ハイキングgoal)→グリンデルワルト
24 アルプスの宝石・
バッハアルプ湖
グリンデルワルト→グロッセシャイデック(ハイキングスタート)→フィルスト→
バッハアルプゼー→ヒレレニ→フェルト→ブスアルプ
(ハイキングgoal)→グリンデルワルト
25 レマン湖とシヨン城 グリンデルワルト→モントルー→グリンデルワルト


  7月20日
  
    今日は雨の日プラン。ポストバスでマイリンゲンへ行ってシャーロックホームズとご対面。その後2つの湖を遊覧する。
    優雅な一日になりそう。

    
 


 
毎朝の習慣、外に出て空を見る。晴れ。山行きにもよさそう。でも昨日、大家のおばちゃんが、明日までは天気があまりよくない、あさってからは最高の天気になると言っていた。間違いないよ、ととても自信たっぷりの口調だったので聞き流すわけにも行かず、大事をとって雨の日プランを決行することにした。


朝、私が弁当をつくっている間に旦那はおばちゃんのところにお風呂の件を告げに言った。おばちゃんはお風呂のシャワー部分を見て、今回私たちが入居する前に新しく換えたばっかりだと言った。工事が十分でなかったみたい。すまなかったと謝って、今日は日曜で休みだから明日は必ず直すよう連絡するといって帰っていった。おばちゃんは明日朝6時には旅行に出かけてしまう、大丈夫かなあ。
 



シャレーに戻る途中で教会近くにコインランドリーを見つけた。雨が降っていたので利用者が多い。空くのを待ってる人もいる。1週間滞在の人も多いはずなのに、ここグリンデルワルトのシャレーにはどこも洗濯機がないようだ。みんなコインランドリーを利用しているらしい。ここから坂を上って私たちのシャレーまで15分、往復30分である。旦那の洗濯との戦いがここでも始まった。

シャレーに一度戻り、着替えたものをリュックに詰め替えて旦那は雨の中、今来た道を引き返した。行きは下りだからまだいい。夕飯の支度がすっかり終わっても帰ってこない。ふうふう顔を真っ赤にして帰ってきたのは1時間半くらいも過ぎていただろうか。洗濯機が空くのを待って、洗濯している間は登山鉄道の駅に行って料金体系のことを尋ねたり、ビールを飲んだりしながら時間をつぶして、乾燥までするともっと時間がかかるので、脱水したままでリュックに入れて担いで帰ってきたという。脱水しただけでは洗濯物は重くておまけに熱でかっかして背中が火照るし、日が照ってるのに雨は降ってるしと、かなり悪条件が重なってご機嫌斜めである。

そうはいっても仕方ないこと。洗濯してきたものを干さねばならないので、丈夫そうな日避け用のテントを開いて雨避けにした。引っ掛けを工夫したりしながら干し終わったところで雨足が強くなり風も吹いてきた。その時雨の中を2階からばたばたおばちゃんが降りてきた。そしてあわてて今干した洗濯物をはずしながら、何か言っている。やっとわかったことは、テントは晴れの日用で雨避け用では無いということ。申し訳なくて平謝り。おばちゃんは2階から裸足で飛び出してきていたから余程いけないことをしたのだ。2階といっても入り口はまったく独立していて、坂道と石の階段を通らないとこれない。本当にごめんなさい。


今夜は風呂が使えない。仕方ないので台所から洗い桶を持ち出し、かかり湯で汗を流した。明日からおばちゃんいないのに、ちゃんとシャワー直るのかなあ、ちょっと心配。
 



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